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【2012年9月号】

資金計画のプロフェッショナルから今月の一言

 

住宅ローンのスペシャリスト『資金計画アドバイザー』が、マイホーム購入のために大切な「お金」について毎月情報配信しています。 

 

■ 保険の意味、ちゃんと理解していますか? 【2012年9月号】

 

前回は、「家計の考え方を変えて、浪費を減らす方法」についてお話いたしました。
今回は、その第2弾です。
「家計が苦しい…」そう思っている方が知らないうちに陥ってしまっていること、

 

それは【生命保険の掛け過ぎ】です。

 

生涯において、最 も高い買い物は住宅ローンである、
と いうお話は以前いたしました。
 

もちろん、2 番目が住宅ですよね。
 

そして3 番目に高い買い物が、生命保険なんですよ。

 

これはとても重要な事なのですが、気づいている方、
実はほとんど居らっしゃらないんです。

 

保険は月々の支払において非常に大きいウェートを占めているため、
保険の見直しは、住宅購入を考える上で
必ず行わなければならない大切なポイントです。

 

ですので、住宅ローンを組んだ後、自分にとって
必要な保険が何かを理解することが、とても重要になります。

 

そもそも、あなたは保険の意味、ちゃんと分かっていますか?

 

保険とは、【経済的な打撃を回復するための制度】です。

 

毎月、保険に対して高額な支払いをしますよね。
その保険の内容、ちゃんと理解していますか?
保険には多くの種類がありますが、まず初めに考えるべきは、
 

【団体信用生命保険】です。


この保険、住宅ローンを組む上でとても重要な役割を果たします。
加入することが条件となっている住宅ローンもあり、
もしそうで無くても、絶対に加入することをお勧めします。

 

では団体信用生命保険とは、どのような保険なのか?

 

例えば、住宅を購入する際、3000 万円の住宅ローンを組んだとします。
その後、完済を待たずして旦那様が亡くなられたとします。
そうすると、住宅ローンが完済されるのです。
 

すべて保険が負担してくれるのです。

 

また、例えば 3000 万円のローンを、旦那様 2900 万円・奥様 100 万円と
住宅金融支援機構の「フラット 35」を利用し 2 人で組んだ場合には、
たとえ 100 万円しか払っていない奥様が亡くなられた場合でも、
住宅ローンは完済されます。

 

縁起でもないお話ですが、住宅を購入する際に
団体信用生命保険がとても重要だということ、お分かりいただけましたか?

 

住宅ローンを組み、団体信用生命保険に加入することで、
住宅ローンに対する死亡のリスクは無くなります。
 

そのため住宅購入前よりも住宅購入後の方が、
死亡後必要となる保障額が減る。そう考えると、
保険の掛け方が変わるということ、理解して頂けるのではないでしょうか?

 

もちろん、団体信用生命保険に加入するためには条件もありますから、
気軽に相談してくださいね。
 

住宅ローンを組んでいない時は死亡保険がたくさん必要ですが、
組んだ後はそうではなくなる。
 

そうなると、どのような保険が必要となるのか…。


それはまた次回、お話しさせていただこうと思います。
 

 


 

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