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【2013年8月号】

資金計画のプロフェッショナルから今月の一言

 

住宅ローンのスペシャリスト『資金計画アドバイザー』が、マイホーム購入のために大切な「お金」について毎月情報配信しています。 

 

■ ”家族の幸せ=住宅購入”ではありません 【2013年8月号】

 連月に渡り金利上昇のニュースを受け、住宅購入を予定されている皆様の中には、焦りを感じている方も                 いらっしゃるのではないでしょうか。

消費税引き上げ開始予定時期も迫り、それに際しまして政策もほぼ出揃った今、消費税増税への懸念よりも、
金利の動向を気にしている方が多いのではないでしょうか?
 
私は、職務上、年間で考えると非常に多くの住宅購入予定者に向けて、講演などを通して住宅購入に関する意思決定のお手伝いを
しております。“住宅購入”という、人生において大きな決断を必要とする場へのアドバイスとあって、時には厳しく、また、耳を塞ぎたくなるようなお話をしなければならない時もございます。
 
ご相談を頂くご家庭によって、私からご提案するライフプランの組み方は様々です。しかし、私がまず始めにお伝えすることは、
全ての方に対して共通しています。
 
それは、“あなたは家族の幸せについて深く考えた事はありますか?”ということです。
 
このお話をしますと、夢ばかり追いかけて理想のお家づくりをする為に準備をしていた方が、良い意味で「現実を見つめ直す事ができて本当に良かった。ライフプランの重要性がやっとわかった」というお声を非常に多く頂きます。
 
では、それは何の話なのか?
 
それは、《住宅ローンを払う時期・子供を育てる時期・体が健康・元気で
いられる時期》は、すべて同じということです。
 
つまり、ライフプランを考えた資金計画が重要だということなのです。
 
歳を重ねるごとに消費税等の支払わなくてはいけない税金が増加している事に反して、サラリーマンの年間平均所得が
下がってきている中、各世帯のキャッシュフロー、つまり家計管理はより重要度を増しています。
 
その為、収入に対して毎月必ずかかってくる費用以外のやりくりが、老後の生活に大きな影響があることは言うまでもありません。
 

 

子を持つ親の気持ちとしては、「子供に最低限の教育は受けさせたい、窮屈な暮らしをさせたくない…」と思うのは当然だと思います。それでは、住宅ローンを支払う時期・子供を育てる時期・健康で元気でいられる時期に無理のない生活ができて、かつ老後の貯蓄も確保する為にはどうしたら良いのか?
 
その為には、“基本的な考え方を変えること”が一番です。
 
通常、住宅ローンを組む方によくありがちなのは、「短く組んで早く返済する」というものです。しかし、これでは月々の住宅ローン返済額が上がり、収入に対する住宅ローンの返済割合が高くなるため、生活に“我慢”が生じてしまう可能性があります。ですので、あまりお勧めできません。
 
私は住宅ローンを支払いながらも、人生を有意義に送って頂くため、返済期間を最長にするようにアドバイスしています。返済期間が長くなることのデメリットは、たったの1つだけ…それは、総返済額が短く組んだ時より高くなる、という点です。
 
しかし、そのデメリット以上に住宅ローンを最長にすることによって得られるメリットは、子供と貴重な時間を過ごすために充てられたり、家族で旅行に行ったり、趣味にお金を掛けられたり…少し考えるだけでも沢山あります。
 
…と、本当に大切なことなので、ここで詳しくお話し差し上げたいのですが、今回
はここまでとさせていただきます。
 
家を建てられるのは建築業者としては当たり前。家を建てて、かつ、各世帯に
あったライフプランも提案してくれる建設業者様から家を建てたいですよね!
ハウスメーカーの営業マンですら以外と知らない、これらのお話の続きを
こっそりとお伝えいたします。

 

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